治験 看護師のお仕事

治験の看護師のお仕事では、新薬に関わる業務があります

病院でもらう薬ができるまでには、人に対してどんな効果があるのかや、
副作用、安全性などを調べ、何年もかかる臨床試験をしなければなりません

新しい薬の開発には10年以上はかかるといわれています

製薬会社は、CROといわれる臨床試験を支援する企業に臨床の業務を
委託します、CROは自社のCRA(臨床開発モニター)社員を病院へ派遣して、
患者へ投与された薬に対する症例報告書の回収や薬事法、
GCPに則って行われているかモニタリング業務を行います

また、病院で治験が円滑に行われるように、SMOと呼ばれる治験管理機関の
CRC(治験コーディネーター)が担当医師やスタッフとのコミュニケーションをとり、
治験の進行をサポートします

つまり、臨床開発モニターと治験コーディネーターという2つの業務が
あります

看護師の治験のお仕事では、これらの募集が行われます
製薬会社でも募集は行われるようですが、CROやSMOなどの企業での募集が多くあります

この仕事は、看護師の本来の医療処置という業務からは離れますが、
CRCなどは患者と接することもあり、看護師の方には、向いているかもしれないですね

CRCは、コミュニケーション能力が必要されます
また、各報告書作成など、パソコンでの入力なども必要になります、

外資系の製薬会社もあるので英語能力があると有利な場合もありますが、
必須ではないようです

これらの業務は、治験支援企業での業務なので、出社から、帰宅まで、決まった時間で
勤務することが多いようですが、CRAなどは、担当する医療施設などへ出向いたり、
施設が離れている場合もあり、遠くまで出張をする場合もあります

治験のお仕事は、正・准看護師、臨床検査技師、薬剤師、などの資格を
持っている人が募集の対象となることがほとんどです

研修制度がしっかりと組まれていることも多いので、未経験でも募集が多くあります
給料面では、企業での採用なので、各社にもよりますが、安定した収入は得られるようです

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