ホスピスは看護業務と日常生活の援助、精神のケアも大切
ホスピスは、日本では緩和ケア病棟などとも呼ばれ、終末期医療(ターミナルケア)を行う施設です
一般の病院とは異なり、身体的な治療をしたら終わりというのではなく、 メンタル面でのサポートなど、患者がいかに適切な日常生活を送れるかが大切になります
ホスピスで重要なことは、身体における痛みの緩和、そして、精神面でのサポートです 、痛みが緩和されれば、睡眠などもとれるようになり、精神も安定して、日常生活が送れるようになります
ホスピスのナースの業務は、内容的には一般病棟とそれほど変わることはなく、 看護業務と、日常生活にたいしての援助をします
しかしながら、ホスピスにおけるナースは、通常の看護業務とは別に、患者が望めば、話相手になったり、 散歩などに付き添ったりする場合もあります、つまり、身体的な治療だけでなく、その人の日常生活においても支えます
ある患者に対して、特定のナースが担当を受け持つ場合もあります
ホスピスの患者は、病状に関して、精神面でも不安定の場合もあるので、そのためのケアも必要とされますが、 たいていは、研修などが充実していることも多いようです
しかし、実際に支えになることができるかといえば、ナースにとっても戸惑いがある場合もあるようです
ホスピスナースになるには、現在のところ、条件や資格というものがあるわけではなく、 ある程度の看護師の経験や臨床経験があったほうが有利にはなります
ホスピスナースは精神的な面でのカウンセリングのスキルがあれば、そのほうが良いわけですが、 それよりも、患者がいかに快適に生活ができるかという点であり、 そのための看護ができるかということが基本になるでしょう
ホスピスナースとして働くには、なぜホスピスナースとして働きたいのか、また何をしたいのか、 何ができるだろうかという目的意識を持っていることが大切であり、
終末期の患者にどのようにサポートしたら、その人にとって適切な日常生活を送ることができるか、 ということを念頭においたケアに対する、自分の心構えがないと続けることはむずかしいかもしれません
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ホスピスナースでは、身体面の看護とともにメンタル面のケアも必要です
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